犬ぞりとは、積雪の多い寒冷地で発展した移動および運搬手段で、雪道で複数の犬にそりを引かせます。現在ではレースが盛んなほか、一般の人でも犬ぞりに乗ったり、自ら犬ぞりを操縦したり、アウトドアレジャーとしても楽しめるようになりました。
そりを引くそり犬(スレッドドッグ)の種類は、エスキモー犬、樺太犬、シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなど。犬の繋ぎ方は大きく分けて2つあり、犬を縦列に繋ぐのを「タンデムタイプ」、犬を一頭ずつ直接そりに繋ぐのを「ファンタイプ」といいます。
初心者用の犬ぞり体験では、多くの場合インストラクターが操作するそりに同乗し、決められたコースを周回するコースが大半ですが、中には参加者自身が犬ぞりチームのリーダーとなり、そり犬への口頭での指示、ペダリング、そりを押すなどの指示を出す体験ができる場合もあります。
犬を思いやり、コミュニケーションを大切にし、犬の意思を尊重しながら移動する行為そのものを楽しむのが犬ぞりの魅力。犬たちと協力して、雄大な自然を一緒に走り抜けましょう。
犬ぞりを体験できるスポットは、国内なら雪深い北海道。犬ぞり体験ツアーの開催時期は、積雪状況によっても多少異なりますが、12月中旬~3月下旬。体験できるスポットは以下の通りです。
【北海道の犬ぞりスポット】
積雪量の多い北海道の中でも、旭川市の北側に位置する鷹栖町と十勝エリアにある鹿追町で体験できます。鷹栖町は旭川駅前からバスで約40分とアクセス抜群で、都市部からの日帰り参加も可能。また、帯広空港から車で約1時間半の場所にある鹿追町のスポットは、十勝の大雪原を舞台に、林間や川沿いの道など、変化に富んだロングトレイルを楽しめます。
《そとあそび》で紹介する犬ぞりは、参加者自身がマッシャー(操縦者)となり犬ぞりをコントロールし、冬の大自然の中をトレッキングする、本格的な「犬ぞりトレッキング」です(一般的な犬ぞり体験の場合、「インストラクターが操作するそりに同乗し、決められたコースを周回するだけ」というものが大多数です)。
参加者はたた漫然と「そり」に乗っているだけではありません。参加者自身が、その犬ぞりチームのリーダーとなり、そり犬達に指示を出します。
そり犬への口頭での指示、ペダリング、そりを押すなど、すべてのタイミングが独特で最初はとても戸惑うことでしょう。
ですが、それも楽しみのひとつです。
決してテレビや雑誌で紹介されているようなスマートなシーンばかりではありませんが、犬を思いやり、コミュニケーションを大切にし、犬の意思を尊重しながら移動する行為その物を楽しむのが犬ぞりの魅力です。大切なのは「人も犬達と協力して一緒に走る」ことです。
北海道 | マッシング ワークス 8口コミ 5.0点 サービス期間外 |
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北海道 | ムーンライトレディース 7口コミ 5.0点 サービス期間外 |
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犬ぞりのピックアップサービスをご紹介!
ガイド一押しコース
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犬ぞりツアーを体験されたお客様からの口コミです
集合時間:10:00
30代・男性 |N
5
個性豊かなワンちゃんの犬ゾリ
犬ぞり・マッシャー体験
集合時間:14:00
70代・男性 |Moonlight Serenade
5
Wow
犬ぞり・マッシャー体験
集合時間:14:00
30代・女性 |むさこ
5
最高の感動体験
犬ぞり・マッシャー体験
集合時間:10:00
30代・男性 |あす
5
道民育ち初体験の犬ぞり
犬ぞり・マッシャー体験
犬ぞり体験ツアー
もともとは、北欧やアラスカなど雪深い厳寒地域で人や荷物の移動手段として使用されてきた犬ぞり。近年ではレース競技やアクティビティを中心に人気があります。 犬ぞりは海外だけでなく、日本では北海道をはじめ、新潟や群馬などの雪が多いエリアで楽しまれています。犬ぞりによく用いられる犬種は、有名なシベリアン・ハスキーや樺太犬のほかに、アラスカン・マラミュート、ラブラドール・ハスキー、グリーンランド・ドッグなど多種多様。寒さに強く、長距離を走れる持久力や丈夫な足腰を持ち合わせているといった、そり犬としての資質に優れた犬たちが活躍しています。 「SOTOASOBI(そとあそび)」で紹介している犬ぞりの体験ツアーは、初心者でも参加者自身がマッシャー(操縦者)となって犬ぞりをコントロールし、冬の大自然の中をトレッキングする本格的なものばかり。インストラクターが操作するそりに同乗し、決められたコースを周回するだけの体験とはまったく違い、犬ぞりの醍醐味を味わえます。 マッシャーは犬たちの様子をよく観察し、前を走る犬が走りやすいように操縦することが大切です。下り坂でのブレーキングや片足で雪を蹴りつつスピードを上げるペダリング、カーブでの体重移動などをしながら、犬のサポートとスピード操作をしていきます。白銀の世界を楽しく走れるどうかは、マッシャーの腕の見せどころ!大役だけに充実感はたっぷりです。 パートナーとなる犬たちの意思を尊重しながら、一体となって前へと進んでいきましょう。大雪原を駆け抜ける爽快感やゴールしたときの達成感は、寒さだって吹き飛ばしてくれるはず。懸命に走る犬たちの躍動感や力強い姿を目の当りにして、感動せずにはいられません。雪国ならではの心温まるアクティビティで、非日常の時間を楽しみましょう。 【マッシャー体験】 本格的なマッシャー(犬ぞり使い)体験で、犬たちが楽しく走るためのサポートやスピード調節などに挑戦しましょう。鷹栖町のツアーでは1人乗りのオリジナルそりを使い、全長7kmのコースを1人ずつ乗り継ぎながら体験します。また、全長12kmのロングトレイルが楽しめる鹿追町のツアーでは、オリジナルの2人乗り犬ぞりを使用。小さい子供となら親子3人で乗ることも可能です。 【そり犬とのふれあい】 ツアー前には、一緒に走る犬たちとコミュニケーションを深めるために、スキンシップをはかります。犬たちが安心して走れるように、常に気を配るのがマッシャーの役目。生き生きと楽しそうに走る犬の姿を目の当りにし、犬たちとの一体感を味わえるのは、マッシャー体験ならではの魅力です。 【美しい雪原の風景を楽しむ】 犬ぞりのスピードは、風景を堪能するのにぴったり!鷹栖町のツアーでは、天気が良ければはるか彼方に大雪山連邦を望み、十勝岳連峰を屏風のように見渡せる絶景を楽しめます。また、鹿追町のツアーでは、大雪山国立公園の美しい山並みを背景に、十勝ならではの開放的な大雪原で、白銀の世界に思いっきり浸れます。 【必要な装備/あると便利な装備】 スキーやスノーボードで使用するアウターウェアと防寒ブーツ(長靴)はレンタル可能で、基本料金に含まれます。ただし、サイズと種類に限りがあるため、持参するのもいいでしょう。またアウターウェアの下は、フリースやセーターなど暖かい服装を着ておきます。そのほか、必要な装備やあると便利な装備は以下の通りです。 <必要な装備> ・防水手袋(レンタルできる場合あり) ・耳まで覆える帽子(レンタルできる場合あり) <あると便利な装備> ・ネックウォーマー(レンタルできる場合あり) ・サングラスorゴーグル(レンタルできる場合あり)12,000円〜本格的な犬ぞり体感を満喫できる!
犬ぞり体験ツアーは、現在は約2時間の半日コースのみ。主な流れとしては、まずはじめに「犬ぞり」についてのレクチャーを受け、そり犬たちとスキンシップ。中には、そり犬たちのハーネスを着脱したり、そりに繋いだりと責任ある体験ができる場合もあります。そして、そりの操縦練習をしたら、ゴールを目指して犬たちと一緒に大雪原へ、いざ出発です。 気になる参加費用は、「SOTOASOBI(そとあそび)」で紹介しているツアーを参考に見てみると、12,000〜18,000円ほど。参加人数によって料金が変動するので、2名より3名や4名での参加のほうが安くなります。また1名での参加だと23,000〜25,000円。割高にはなりますが、せっかく冬の北海道を訪れるなら、ぜひ犬ぞりを体験したいものです。 防寒着一式やスノーブーツ、手袋、帽子といった防寒グッズの無料レンタルができるツアーもあるので、何を借りられるのか、自身で用意する持ち物は何なのか、事前に確認しておきましょう。アウトドア会社からの新着情報です
現在アウトドア会社からのお知らせはありません。
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